3月27日ミャンマーの首都で、軍事クーデターを正当化する「国軍記念日」式典・軍事パレードが行われた。これに対して「軍事クーデタに反対する在日ミャンマー人非暴力活動委員会」が抗議の渋谷一周デモを闘った。国連大学前からのデモには少なくとも1500~2000人が参加した。
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ミャンマー国軍の弾圧による死者は、人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)の25日夜までの集計で320人となった。子どもの犠牲者も増え、最年少は7歳の女の子。非政府組織(NGO)セーブ・ザ・チルドレンによると、クーデター後に兵士の銃撃などで少なくとも20人以上が死亡した。
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デモは「日本政府は軍事クーデターを認めないでください!」と訴えた。その通り、最大の対ミャンマーODA支援国である日本政府は、権益維持のために軍政を容認しようとしている。そして、国軍に金が流れるのは明らかなのに、「人道援助」と称して金を出し続けている。私たちはこの問題をはっきりさせて、ミャンマーの人々とともに闘っていく必要がある。
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