2023年01月

《ウクライナ開戦1周年 2・23全国反戦集会》―《2・24国会抗議行動》

223ビラ表
2・23ビラ裏
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ウクライナ戦争ただちにやめろ!
 開戦から1年になるウクライナ戦争が、さらに激化・拡大しています。何よりも「欧米各国が『第3次世界大戦』(バイデン米大統領)への懸念から自重してきた欧米製戦車の供与」(1月19日付読売新聞)に踏み込み始めたのです。英国に続き、米国が主力戦車「エイブラムス」31両、ドイツが「世界最強戦車」と呼ばれる「レオパルト2」の供与を決定しました。NATO各国からの供与で戦車300両以上、そして戦闘機も送り込まれ、恐るべき全面的な地上戦が準備されているのです。
 戦争の最大の元凶は、NATO東方拡大と数年がかりの準備で戦争を引き起こしてきた米国です。米政権はいま破産・崩壊する自らの世界支配の維持・再建をかけて「中国を打ち負かし、ロシアを抑えつける」(米国家安全保障戦略)戦争として、大量の武器供与でウクライナを地獄の戦場にたたき込みながら「ロシアの弱体化」を狙う戦争を徹底的に激化・拡大させているのです。「ウクライナ戦争をただちにやめろ! 米NATOとプーチン・ロシアはウクライナからただちに手を引け!」と訴え、巨大な反戦闘争に立ちあがろう。
 この中で岸田政権は、これまで防弾チョッキなどに限定していた制限を取っ払って、ミサイルなど殺傷能力のある攻撃兵器の提供にも手を染めようとしています。G7議長国として広島サミット開催を狙う岸田は、ウクライナ戦争の主導的推進国として登場しようとしているのです。自国政府打倒と国際連帯を貫く、日本の労働者人民の闘いが決定的です。

戦争国会を怒りで包囲・粉砕する反戦闘争を!
 2・23-24の闘いは、米日の中国侵略戦争突入を阻止する歴史的決戦です。23日のデモから、24日戦争予算粉砕の国会闘争に攻め上ろう。
 昨年12月に戦争国家への全面転換を狙う安保3文書を閣議決定した岸田は、施政方針演説の第1番目に「防衛力の抜本的強化」を掲げました。「反撃能力」(=相手国の基地・中枢・指揮系統への攻撃能力)に基づく1千kmから3千kmに及ぶ長射程ミサイルの配備、南西諸島の軍事要塞化、空港・港湾をはじめ全社会を戦争に動員する計画が次々に出されてきています。
 右記事(『中国と長期戦想定』)の防衛研究所報告書や米CSIS報告書など、「台湾有事」に米日が全面参戦するシナリオ、そのために日本全土の軍事態勢を構築する提言が公然と出てきています。南西諸島(さらに日本全土)を戦場にしながら、中国本土を全面攻撃する恐るべき戦争が準備されているのです。それを具体的に推進するための戦後史上最大の防衛費=軍事予算です。戦争突入予算を絶対に阻止しよう。戦争国会を粉砕し、岸田を打倒する大闘争をたたきつけよう。

2・23全国闘争要項&1・23通常国会開会日闘争基調提起

2・23&国会闘争方針


■1・23通常国会開会日闘争 基調提起
1・23国会闘争基調①
1・23国会闘争基調②
1・23国会闘争基調③
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事務局ニュース25号

事務局ニュース25号①
事務局ニュース25号②
事務局ニュース25号③
事務局ニュース25号④
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大軍拡予算案粉砕!改憲・戦争の岸田倒せ! 1・23通常国会開会日闘争

1・23国会ビラ表
1・23国会ビラ裏
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 安保3文書に基づき、23年度予算案として過去最大の6兆8千億円(前年度比26%増!)もの「防衛費」が今通常国会に提出されます。しかも、新設する「防衛力強化資金」への繰入金3兆4千億円を含めると10兆2千億円にも達します。戦後史を画する大軍拡、中国侵略戦争へ向けた戦争予算を絶対に阻止しなければなりません。岸田政権と戦争国会に怒りの声をたたきつけよう!

中国侵略戦争のための大軍拡予算粉砕しよう!
 岸田政権は昨年12月に「国家安全保障戦略」など安保3文書の閣議決定を強行しました。中国について「これまでにない最大の戦略的挑戦」と規定し、「5年で43兆円の防衛費」「防衛力の抜本的強化」を謳い、対中国を前面に掲げた歴史を画する大軍拡に突き進むことを宣言したのです。国家・社会のあり方を戦争遂行体制へと全面的に転換するものです。この安保3文書を具体化する大軍拡・戦争予算案が今通常国会に提出されます。絶対に阻止しよう。
 特に「反撃能力」と称する相手国領域内の基地および中枢・指揮系統への攻撃能力の保有の明記は、憲法9条や「専守防衛」の建前を公然と投げ捨てるものです。左表のように3千km級の極超音速兵器の開発にまで踏み込もうとしています。
 同時に、沖縄の陸自第15旅団の「師団」への格上げ、全国の陸自部隊すべての南西地域への「機動展開」、与那国基地への陸自ミサイル部隊の新たな計画、弾薬庫の増設や米軍弾薬庫の共同使用、港湾・空港などの米軍も含めた軍事使用など、沖縄-南西諸島を対中国侵略戦争の最前線の軍事要塞にする計画が次々と出されてきています。すでに前倒しで南西諸島の戦場化を想定した米軍・自衛隊の共同訓練も繰り返されています。絶対に許せない。

戦争国会を怒りで包囲・粉砕する反戦闘争を!
 今通常国会は、世界戦争への道か、それを阻止するのかをかけた歴史的決戦です。中国侵略戦争は、戦後の基軸国・米国の世界支配の維持をかけた戦争であり、危機を深める岸田政権と資本主義的支配の延命をかけた戦争です。「自衛」や「抑止」などというのは侵略戦争のための常套句です。しかも、戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、医療・福祉は破壊しながら、一握りの支配者の利益のために戦争予算は拡大する。ふざけるな! こんな支配体制そのものを打ち倒そう。
 労働者人民自身の闘い、自国政府打倒と国際連帯こそ展望です。大軍拡・戦争予算国会を労働者学生の怒りで包囲し、実力で粉砕する闘いをつくり出そう。
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【連絡先】
千葉県千葉市中央区要町2-8 動労千葉気付 TEL.0432227207
東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5F 全国労働組合交流センター気付
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