①最前線の激突点としての沖縄闘争-5・15めぐる大決戦
 2022年は沖縄をめぐる大決戦です。米日による中国侵略戦争への動きが激化する中、沖縄はその最前線基地として位置づけられ、実戦訓練の激化で日常が「戦場化」しています。ベトナム侵略戦争の出撃拠点、安保・基地の現実を根底的にひっくり返すために闘った70年安保・沖縄決戦と、沖縄の「ペテン的返還」を通して永久核基地として固定化することを狙った日米政府との激突。この「5・15」の原点が再び真正面から問われる情勢が来ています。
 岸田政権は国家暴力を総動員して辺野古新基地建設を推進し、沖縄の怒りを圧殺して中国侵略戦争の出撃拠点・最前線基地化することに全力をあげています。岸田政権への怒りを燃え上がらせ、不屈に闘う沖縄の労働者階級人民とともに、5・15を中国侵略戦争阻止、安保粉砕・基地撤去の大闘争に押し上げよう。5・15へ向かって波状的に沖縄現地にかけつけて闘いをつくり出そう。

◆辺野古新基地建設阻止! 沖縄をミサイル基地にするな!
 1・23~24沖縄現地闘争へ
●1月23日(日)
*13時30分 講演集会
  会場:那覇市職員厚生会厚生会館多目的ホール
  講師:新垣毅氏(琉球新報報道本部長)
    「沖縄に迫る戦争の危機 自衛隊南西シフトとミサイル配備問題」
  主催:改憲・戦争阻止!大行進 沖縄
*終了後、県庁前リレーアピール
●1月24日(月)
*辺野古ゲート前座り込み
*陸自・勝連分屯地(うるま市)へのミサイル部隊配備反対の申し入れ・抗議行動

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(2021年11月11日の辺野古ゲート前での土砂搬入阻止闘争)

②改憲・戦争阻止の国会闘争・都心デモを!
 岸田政権は、任期中の改憲、敵基地攻撃能力、防衛費倍増(7738億円もの補正予算、22年度当初予算案と合わせて6兆円超)、国家安保戦略改定などを前面に押し出しています。支配の破綻と危機ゆえに改憲・戦争攻撃を激化させているのです。
 自民党の改組した「憲法改正実現本部」には、12月21日の全体会合に岸田が参加(党の憲法組織に現職首相が出席するのは異例!)して「党の総力を挙げた取り組み」を訴えました。安倍と麻生を最高顧問に据え、「国民運動委員会」の設置も決めました。憲法審査会の毎週開催を提案し、それに応えて維新の会や国民民主党が改憲推進勢力として前面に出てきています。中国侵略戦争の決断と「日本の防衛力の強化の決意」(21年4月の日米共同声明)のもとで、改憲攻撃の質も転換し、本格的な決戦を迎えています。
 大学や企業を監視・弾圧・統制する経済安保関連法案も改憲攻撃の柱です。
 さらに極悪の入管法改悪案も再び国会に提出されようとしています。
 国会を取り巻き、都心を揺るがす改憲・戦争阻止の大闘争をつくり出そう。

◆1・17通常国会開会日・国会前行動へ
●1月17日(月)11時00分~ 参議院議員会館前
 ※12時00分~総がかり行動の国会行動に合流します。

③「中距離核ミサイル(INF)配備反対署名」を広げよう
 米軍の日本列島への「中距離核ミサイル」の大量配備計画は中国侵略戦争の要です。日本の支配層の中からも「独自配備」や「共同運用」などの声が噴出してきています。
 広島から呼びかけられた署名を全国で推進し、配備絶対反対の大運動をつくり出そう。