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「国葬粉砕! 戦争阻止! 岸田打倒!」―9月27日、武道館前の九段下交差点は怒りの声に包まれた! 厳戒警備体制を打ち破る実力抗議行動で、自衛隊も大動員した「戦争のための国葬」の狙いは完全に粉砕された。改憲・戦争を阻止する大決戦は切り開かれた。大軍拡粉砕、岸田打倒へ、次は防衛省に怒りをたたきつけよう!
米日の対中国侵略戦争許すな!
米日政府こそがいま、「台湾」問題を切り口に中国を挑発し、対中国侵略戦争への動きを急速に強めています。
8月上旬のペロシ下院議長の臨戦態勢下での台湾訪問(相次ぐ米議員団の訪台。自民党改憲実現本部長の古屋圭司らも!)、数ヶ月にわたる中国包囲の大規模軍事演習、米議会での台湾への巨額の軍事支援と事実上の国家承認を盛り込んだ「台湾政策法案」の審議。米軍の中距離核ミサイルの日本全土への大量配備が計画され、米海兵隊の対中国作戦「EABO(遠征前進基地作戦)」に基づく米軍・自衛隊の実戦訓練が激増しています。
北朝鮮のミサイル発射も口実にして、米軍は原子力空母ロナルド・レーガンを東アジアに長期展開して自衛隊や韓国軍との訓練を繰り返し、10月1日からは北海道で陸自・米海兵隊が、南西諸島を想定してEABOを実戦化する大規模軍事演習「レゾリュート・ドラゴン22」を行っています。
米日による中国侵略戦争を絶対に阻止しよう。戦争準備に転換的に舵を切り、9条改憲、大軍拡(軍事費倍増)、戦争国家=軍事優先の社会への大転換へ突き進む岸田政権を打倒しよう。
今こそ自国政府打倒の闘いを
米日政府とも、これまでの資本主義的支配が破産しているからこそ、延命をかけて世界を戦争にたたきこんでいるのです。対中国戦争を構え、ロシア弱体化を戦略化させ、ウクライナ戦争も激化・拡大させています。戦争でしか成り立たない支配体制こそ倒さなければなりません。
自国政府打倒の闘いと、国家主義・排外主義を打ち破る国際連帯こそ、戦争を止める唯一の力です。統一教会・勝共連合のような犯罪的な極右勢力に依拠しなければ自らの支配を維持できない自民党・岸田政権を、労働者の怒りでぶっ飛ばそう。今秋、改憲・大軍拡を許すかどうかの歴史的大決戦です。国葬粉砕で始まった闘いをさらに発展させ、巨大な反戦デモに立とう! 戦争政策推進の中枢=防衛省に怒りのデモをたたきつけよう!
■国家安保戦略-防衛3文書の改訂許すな!
戦争政策の中枢=防衛省に怒りのデモを
●政府は年末に防衛3文書(国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画)を改訂し、「反撃能力」=敵基地攻撃能力保有(相手国中枢機能への攻撃)の明記などを狙う。それと一体で「長射程ミサイル1000発配備」など大軍拡を策動。
●防衛省の来年度概算要求額は過去最大の5兆5947億円。加えて、軍事費2倍化に向けて、100項目超の事項要求(金額を示さない要求)で歯止めなしの青天井化。
●浜田防衛相は沖縄を連続的に訪問し、県知事選結果も踏みにじって辺野古新基地建設推進を明言。「オスプレイは信頼できる」と言い放ち、南西諸島への火薬庫増設、先島へのシェルター建設など沖縄の戦場化を前提にした軍事拠点化の方針を表明。
■防衛省はミャンマー国軍への殺人訓練を今すぐやめろ!
防衛省は昨年2月のクーデター以降も、ミャンマー国軍幹部・候補生を留学生として受け入れ、自衛隊による教育訓練を行ってきた。帰国後に虐殺を直接担っている事実も明らかになっている。虐殺を直接支える殺人訓練だ! 来年度の新規受け入れの停止は発表したが、今年度は予定通り進めるとし、さらに岸田政権は安倍国葬に駐日ミャンマー大使を招待した。国軍を支え続ける岸田政権、防衛省を絶対に許さない。ミャンマー人民と連帯し、岸田政権を打倒しよう。国際連帯で戦争とめよう!